C 外来診療
C1外来診療
- 外来患者数、診療体制,および診察時間は設定できているか.
- 外来患者数の科別予測
- 診療科目の分け方,また総合外来の設置の有無
- 診療科のブロック化,またその場合の各科受付方法
- 診察時間の設定と時間外診療の対応
- 診療科別平均診察時間の予測。
- 患者情報(カルテ・フィルム等)の形式・保管方法は設定できているか。
コンピュータ化の範囲は設定できているか。
- 1紙媒体の場合
- カルテ・X線フィルム・検査データ等の患者情報の形式と取扱範囲
- 管理主体,および保管場所・保管年数と量・アクティブの量
- カルテ・フィルムの整理,検索方法
- 貸し出し・閲覧の管理方法,閲覧場所の設定
- カルテの様式(1患者1ファイル方式,検査成績の整理方法等)
- 情報媒体の場合
- ・ 紹介状、フィルム(持参)等、紙媒体の扱い。またその保存方法。(データ化する場合、どこで行うか。)
- 外来フロ-の検討はできているか。
- 初診・再診患者のフロ-と情報フロ-,事務手順の設定(初診、再診、検査・放射線、予約、カルテ・フィルムのフロ
- 診察券,各種伝票等のコンピュ-タとの関連づけ
- カルテ,フィルム等の搬送方法の設定(紙媒体)
- 待ち時間短縮の観点からのフロ-のチェック
- 各部門での患者呼び込み方法の設定
外待~中待、中待~診察室 →G1.情報システム
- 予約制導入の有無,また具体的な方法の設定
- 予約率・予約時間枠(30分単位等)の設定
- 予約制の場合の情報フロ-・患者フローの検討
- 予約方法,予約場所,また予約方法の案内
- 初診・予約なしの患者の扱い,また予約キャンセルの対応方法 →G1.情報システム
- 診察室の構成は設定できているか。
- 診察室・処置室等の室数の設定
- 診察室の基本構成は考えられているか。
- 外待・中待の区別は行うのか
- 個室化した診察室とし、スタッフ廊下を設けるのか。
- ブロック化した場合の各室の構成,また将来への対応
- 処置室,特殊診察室(暗室,無響室等),ギプス室等の配置
- 施設内容,設備条件の検討
- 採液室・中央処置室等の検討
- 採血・採尿を中央化するかどうか.また中央採液室とした場合の情報の送り方は。
- 点滴は中央化するか。また抗がん剤などの扱いはどうするか。(通院治療的な室を設けるか。またその場合、診察・処置はどの医師が何処で行うか。)
- フロ-,採液の範囲,所要設備,人員配置の検討
- 会計,投薬窓口での作業内容とスペ-スの検討
- 会計計算はどこで行うのか。(コンピュータ化した場合)
- 待ち時間,待ち人数の予想,また会計・処方完了の呼び出し方法は。
- 案内,窓口の業務内容と人員配置
- ・ 総合受付,初診受付,再診受付,会計,料金計算,投薬窓口,総合(外来)案内,診療案内
- ・ 自動再来受付・自動現金収納などの設備の導入の有無
- 施設計画(概略)
- 所要室の概要(診療・事務系):診察室、処置室、事務・受付等
- 所要室の概要(患者関連):待合・便所等
C2救急
- 対象疾患と救急のグレ-ドの設定はできているか。
- 第何次救急までを対象とするか.また軽症者はどう扱うか。
- 広域的な救急通信体制実現の可能性,またその場合の通信場所
- 救急患者数の予測,および重症~軽症者数比率の予測
- <第2~第3次救急の場合>スタッフ構成の検討はよいか。
- 放射線,検査技師を含めた24時間体制の組み方,またその場合の スタッフの控え場所の設定,連絡方法
- 他部門との一体的な運営を行なうかどうか.またその位置関係(特にICU等)
- 所要室の施設内容,設備条件の検討はできているか。
- 放射線,検査等の施設の要否.また位置関係
- 救急ホ-ル,救急処置,診察,観察,NS(記録・準備・器材)
- Nr休憩,特殊診察(内診等)等の各室またはコ-ナ-
- 救急入口以外の時間外出入口からの案内性の検討はよいか。
- 救急内の物品管理の方法と保管量の設定
- 緊急物品の請求,搬送方法,また時間外の対応
- 清潔度が異なる部分での物品の受渡方法
- 施設計画(概略)
- 所要室の概要: 処置室、診察室、観察室、ステーション、放射線(一般、CT、アンギオ等)、検査、当直等
- 他部門との位置関係。(ICU、放射線、検査等)
- 緊急手術対応室の設置の有無。また設ける場合の清潔度の設定。